これまでチリ旅行についていろいろと書いてきましたが今回はワイナリーツアー。
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チリ・サンティアゴ旅行ーストリートアートの街、バルパライソ⓵
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おそらく日本人の皆さんがチリと聞いて思い浮かべるのはチリワインが1番多いんじゃないかと思います。
チリワイン、有名ですよね。
何やら日本だけではなくて世界中に輸出されているらしいです。
やっぱりヨーロッパやアメリカのものと比べてコスパがいいのがうれしいところですよね。
そんなチリ、ワインも結構好きな私たちはワイナリーに行きたい!と思ってました。
ワイナリーのツアーについて
調べたら1つ自分たちで行けるところも見つけました。
電車の終点から歩き、もしくはタクシーで行けるらしい。
でも、今回はツアーにしました。
一旦夫がツアー会社に行って色々と調べてくれました。私が朝寝てる間に(笑)
私は本当に朝が弱くて、なのに彼は今回時差ボケなのか朝早く目が覚めて眠れないという。
で、結構一人でカフェに出たりしてたんですねー。
そこで見つけてきたツアーがワイナリーを午前中1つ、午後から1つの計2つ行っちゃうというツアー。
turistik社というツアー会社で申し込みました。アルマス広場の郵便局の並びにあるツアー会社。
料金は69000チリペソ。日本円にすると1万以上のちょっとお高いツアーですね。
英語とスペイン語対応。
料金に含まれるのはホテルの送迎、ワイナリーツアー(各3杯試飲付き)です。
ちょっと高いけどせっかくチリまで来たんだから2つ行けるなら2つワイナリー行きたい!泊まってるとこまで送り迎えしてくれるっていうのでそれも楽だし。
ということで決めちゃいました。
ちなみに、それぞれのワイナリー1つだけ半日ずつ行くツアーもありました。お値段それぞれ39000ペソ。
午前の部 SANTA RITA
朝の8時に迎えに来るよー、と。
来ないなーってマンションのエントランスで待ってたら、運転手さんは5分前くらいに来てマンションの前で待ってたみたい。
向こうも来ないなー、ってきっと思ってたんでしょう。
だって、車の社名見えなかったんだもの。
迎えに来てくれた車で広いモールの駐車場に。バスとか何台かあり、どうやらそこでみんな集合してそれぞれのツアー用のバスに乗り込むらしい。
この日案内されたのはバンでした。アメリカフロリダからきた中年夫婦1組、イタリア人の男2人組、グァテマラから来てた男性1人、そして私たちの7人。
まず向かったのはSANTA RITAというワイナリー。
ちなみにこれは料金表。上のが普通のですね。色々な種類があります。
で、下のは多分タグをつけてインスタかFACEBOOKにアップしたら割引する、ってことだと思います。
私はわからないんだけど、アメリカカリフォルニアのナパのワイナリーに何度も行ったことのある夫に言わせるとワイナリーの規模がとてつもなく大きいらしい。とにかく広大。
この写真は門です。
中にはお屋敷があり、別荘があり、お庭には教会もあり。とにかく広い。もちろんブドウ畑もあるし。
中には今はホテルとして使われている建物、以前は夏の別荘として使っていたんだったかな、もありました。
とにかくここはお庭がすっごくきれいでした。
見たことのない木もあったし。
とってもとってもおおきいブーゲンビリアとか!
そして、ここにある教会がとても素敵でした。
お庭を見たり、森っぽいところを通ったり、逸話を聞いたりしながら歩きます。
ちなみにここでは私たち1グループに1人のワイナリーのスタッフがつき、スペイン語と英語で説明してくれます。
こんな機械を使ってるとことか。
よくあるこういう樽入りのとか。この樽の木もどの国の何の木、って決まってるらしいです。
そして最後にワイナリーで試飲。3杯飲みました。
上の写真は広くなっていて、右側にカウンターと樽が縦においてある場所があります。そこで試飲でした。
1つ目が白、残り2つは赤。
実は、チリにはカルメネールという品種の赤ワインがあります。
その昔はフランスで作られていたそうですが、フランスでは今はもうない品種です。
それが最近になってチリで育てられているメルローと思われていたものが実はこのカルメネールということが分かったそうです。
私たちも好きだけどそんなに詳しくないワイン、確かに今まで聞いたことがない名前。
でも、そんなワインの品種たくさんあるし。
でもやはりチリにしかない赤ってことで、試飲にもありました。
ミディアムボディでまぁまぁかな。物によっては重かったり渋かったりもするみたいです。
そして、最後に自由時間。
もちろんショップでお買い物♪
なんと、試飲した中でとってもおいしかった軽い白ワインが500円程度。信じられない!ってことで購入。
それがこれです。とってもフレッシュで若々しく軽くて飲みやすい白でした。
日本でも通販で売っていたのでぜひ。
こんなおしゃれなワインボトル入れも見つけました。
ほかにもワイン使ったコスメ製品があって面白かったです。ハンドクリームとか、スキンケア商品があって、私はハンドクリームをお土産用に買いました。
ランチ
時間にバスは出て、向かうは2件目のCONTHA Y TORO。
実は、ここのワインは日本でもおなじみです。
ディアブロ、というラインは世界中で売られていて、日本でもスーパーで安く売られています。
そんな世界的に有名なワイナリーへ。
その途中、そのCONTHA Y TORO系列のレストランでランチしました。
私たちはサーモンのセビーチェとカニのグラタン。
そんなランチタイムにワインを開けていたイタリア人、私たちは3杯×2の6杯のワインで精いっぱいなのにさすがイタリア人、小さいボトルだったけどうらやましい。
このレストランは郊外にあり、なんだかおしゃれな感じでしたよ。
味付けはちょっとチリにしては濃いめ。
もしかしたらワインに合わせてなのか、外国人向けなのか。
ちなみにメニューはスペイン語のみ、ガイドさんにどんな料理か聞きながら頼みました。
でも、ガイドさんはそこで食べないのでメニュー頼むまでいてくれてあとは時間まで自由時間です。
まぁ、それなりの値段のレストランだったから毎日そんな高いの食べれないよね、と思います。
午後の部 CONTHA Y TORO
午前のSANTA RITAがとても楽しかったしワインもおいしかったので今回も楽しみ。
バスで駐車場に止まると他にもたくさん車が止まっています。
そして、中に入ってチケット確認するところの手前にちょっと広場があってカフェもありました。
人が結構いました。
今回はチケット売り場に行かなかったので、ツアーの種類や値段ちょっとわからないです。
こちらのワイナリーでは英語とスペイン語でツアーは別々でした。
こちらもSANTA RITAに負けず劣らずすばらしいお庭。
こっちはどっちかというともっと芝生とかあってヨーロッパ調かな。
ブドウ畑はチリ国内でもあちこちにあり、アルゼンチンにもあるらしいです。
そして、お庭を進んだところで1杯目の試飲タイム。
私も今までワイナリーっていくつか言ったけど、ツアーの途中で試飲をはさんでくるところは初めて。
晴れた外、木の陰で飲む白ワインはおいしかったー。
そのあとブドウ畑のさわりをちょっと自由に散策して。
本当に、メルローとカルメネールの葉っぱは似ていて区別付かない、と素人目に映りました。
そのあと噂のカルメネールをこっちでもいただきます。
ここで飲んだカルメネールはおいしかった。
晴れた空の下っていうシチュエーションもよかったのかもしれません。
そのあと樽を見て、ちょっとしたエンターテインメント。
「カッシェロ・デル・ディアブロ」とはスペイン語で「悪魔の蔵」という意味です。
そしてその昔このコンチャイトロでは最高のワインを貯蔵しておく特別な蔵があったそうです。
しかし、ひそかに盗みの意をする人が多くいたため「この蔵には悪魔が住んでいる」という噂を流したと言います。
その噂にまつわるちょっとしたエンターテイメントがあるんです。
ぜひ、行く予定のある方はお楽しみに。
そのエンターテインメントが終わると最後の3杯目。
フルボディの赤でした。けっこうずっしりと重かったけどおいしかったです。
そしてそのあとは自由時間でショップでお買い物。
ここではまぁまぁよいお値段の赤を2本。
1本はマルベックという品種。これはアルゼンチンで多くとれる品種です。
実は、アルゼンチンでワインの産地として有名なメンドーサという街がサンティアゴからバスで行けるので行こうかずっと迷ってました。でも、色々な日程の都合上難しかったんですよね。
ちなみにアンデス山脈越え、6時間~8時間くらいかかります。
ぜひとも行きたかった!
でも結局行かなかったからワインくらい飲みたいね、と買ってみました。
ちなみにまだ飲んでいないので味はわからないけど、結構重めみたいです。
ショップにはこんな風に木箱に入ったワインセットも売られていました。
ショップでは配送もしているって話してましたが、はるか遠い日本まで送るのにいくらかかるのか聞きたくもなく、配送なんて手段はもちろん取りませんでした。
この日試飲のために使ったワイングラスはどちらのワイナリーでもお土産としていただきました。
CONTHA Y TOROのほうのワイングラスが大きくよい感じだったので、そちらを1セット持ち帰ってきました。
さすがに2セット持って帰るのは荷物の関係上難しかったです。
でも、ワイナリーめぐりはとても楽しかった。
どちらもワイナリーもきれいだったし、エンターテイナーで、ワインもおいしくて、満足。
ちなみに、CONTHA Y TOROのワインはスーパーやコンビニでも売られています。
SUNRISEって安いラインのスパークリングを前買ったらまぁまぁ飲みやすかったのでお勧めですよ。
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