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奈良の山奥にある修験者の温泉宿、洞川温泉

去年(2020年)に引き続きコロナの影響で海外なんて全く行ける状況じゃなくなりましたね。
私たち夫婦は旅行が好き、付き合い始めてから年に1回以上は海外に旅行に行っていましたが、行けない。
しかも、普段の生活から外食や飲みに行くの、友達と会うのすらはばかられる日常。
そんなわけで、今年は緊急事態宣言の合間を縫って国内旅行にたびたび行きました。

今まではあまり機会がなかったけど、国内にもいいところはたくさんあるので少しずつ紹介したいと思います。
これから国内旅行を考えている方の参考になればいいな。

洞川温泉

今回は、奈良の洞川温泉。これ、「どろかわおんせん」と読みます。
絶対に読めませんよね。
奈良の、吉野よりさらに南に下った天川村という村にある温泉街です。
この温泉街、大峰山という百名山にも入る山のふもとにある温泉街です。
そして、この山が普通の山ではないんです。
この山、今でも女性が入れない女人禁制の霊山です。
宗教的な背景が強く、修験道の山として山伏の修行の場所だったということです。
この大峰山は世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されています。
そんな修験者たちが山に入る前の最後の宿として洞川温泉の宿があります。
実は、今でも多くの修験者の方々が修行のために登るそうで季節によってはそのような方たちがたくさん泊っているそうです。

温泉宿の1つ温泉宿の1つ

アクセス

この洞川温泉ですが、行きやすいとは言えません。
新幹線や飛行機で大阪や京都に行き、そこからレンタカーで行くのが一番多いと思います。
一応電車とバスを使って行けるみたいですが、車があったほうがより楽しめると思うので車のほうがおすすめです。
冬はかなり雪が冬みたいなので、冬に行く場合はスタットレスやチェーンは必要そうです。もしくは冬なら公共交通機関を使ってもいいかもしれません。
山の谷あいにある温泉街なので結構くねくね道を行きますが普通の道路を通ればさほど狭かったりしないので大丈夫かと思います。
48号線はかなり道幅が狭いのでお勧めはしませんが、景色はきれいです。本当に山道、という感じ。
ただ、対向車が来たらすれ違える場所がほぼないですし、大きい車だと途中にあるトンネルがかなりぎりぎりになると思うので危ないです。
レンタカーが軽自動車だったので帰りに通って吉野まで行きました。運よく対向車も来なかったので楽しめましたが山道に慣れていない方はやめておきましょう。

狭い山道狭い山道

宿

洞川温泉の宿の数は決して多くはないです。どこも口コミはいいです。
値段は1泊2食付きで1人1万5千円前後が多かったです。
歴史のある古い温泉街のため、旅館もちょっと古めのところもありますが、きちんと掃除をしていると感じられました。
高級リゾートを求める人には向かない場所ですね。
まず、部屋に通されてびっくりしたのは部屋の広さ、なんと8畳の部屋2部屋が私と夫二人の部屋で通された時から1室は寝室として布団が敷いてありました。
和室に泊まるときは広くてもせいぜい10畳と縁側みたいなところがついてる程度だったので驚き!
修験者の方が団体できたりするため部屋は大きめのようです。
10月で寒くなってたからかもうこたつが出してあって、布団の中には湯たんぽ、初めて湯たんぽ使ったけどこんなにあったかいのか、って思うほどよかった。
そして、なんといっても洞川温泉で感じたのは人がとてもいい。都会とはちょっと違います。
温泉は気持ちよくて、体がすごく温まるし、肌もつるつるになりました。
食事は山の中なのでジビエがおすすめ、イノシシやカモ、シカなど食べれます。
水もおいしいので豆腐もありました。
イノシシ鍋と鴨鍋食べたけど、2人でこの量?っていうくらいお肉多くて、おいしくてとても満足しました。
朝ごはんもとてもおいしかった。
今回2つの宿に泊まりましたがどちらも上記のことを感じたのでおそらく宿はどこもいいんだろうな、という印象でした。

イノシシ肉イノシシ肉



季節

今回、秋に行ってちょうど紅葉が一番きれいな時期でとってもきれいでした。
でも、多分どの季節に行ってもきれいで楽しめると思います。
空気はきれいだしおいしいし、川が流れていますが、水が本当にきれいです。
夏は川遊びもできそうだけど、絶対冷たいと思います。
徒歩で行けるところにも、車でちょっと行ったところにもトレイルがあってちょっとした散策もおすすめです。
すぐ近くにみたらい渓谷という渓谷があるんですがそこのトレイルはとても良かったのでお勧め。往復2時間半から3時間程度、ちょっと高低差はあるけど本当に景色がきれい。
鍾乳洞も2か所あって、結構面白いです。
夏は、多くの宿が縁側を開け放してそこで過ごせるようになっているみたいでネットで写真が出てきましたがそれもいいなぁと思いました。

夜の紅葉夜の紅葉

洞川温泉は水も有名で、その名もごろごろ水といいます。
名水百選にも選ばれている湧き水です。
洞川温泉から少し離れたところ、歩いて15~20分くらいのところにごろごろ茶屋というところがあり水くみ場があります。
水を汲める水道が30か所くらいあるんですが平日でも多くの人が水を汲んでいました。
駐車場代だけで水は汲み放題なのでポリタンクをいくつも持ってきてくんでいましたよ。
大阪の南のほうから汲みに来る人が結構多い、と言っていました。
ちなみに、ネットでも販売されているみたいです。

洞川温泉、まだまだ伝えきれないことがたくさん。
山の中、水がきれいなのでお蕎麦もおいしいです。
洞川温泉街のはずれにあるお蕎麦屋さん、おいしかったなー。
あと、この温泉街は歴史が深い街で鬼の言い伝えもありあちこちの立て看板に逸話が書いてありました。
興味深いですよね。
また行きたいな、と思う場所でした。

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