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私が避妊方法としてピルを勧める理由

みなさん避妊ってどうしてますか?

私、結婚する前は3年くらいピルを飲んでました。
とても避妊方法としては優れていてオススメ。
今回はそんなピルの話

ピルを飲む前の避妊方法


私はずーっと男性に任せてました
いわゆる外出しコンドーム
でも、コンドームはまだしも外出しってむしろ避妊にならない
コンドームだって確率的には低め
元々生理不順な私は毎回びくびくおびえてました
妊娠検査薬を使ったことは10回以上あるかもしれません。
そもそも、ピルなんて全く考えたこともありませんでした。

ピルについて考えるようになったきっかけ

ピルの存在自体はもちろん知っていたけれど、自分が使うということは全く考えていなかった私
そんな私がピルを身近に感じたのはアメリカに住んだことがきっかけでした。
27歳になる直前から2年間アメリカに住んでいたんですが、その当時の出来事です。
ある時ブラジル人の友達が家でパーティするからおいでよって誘ってくれた時のこと。
そのブラジル人の女の子と、その友達のもう1人のブラジル人の女の子。
携帯のアラームが鳴ったからなんだ?と思ったら、その2人が同時に取り出したのがピル。
「私たち同じ時間に飲んでるの」って言った2人は当たり前って感じで、私には結構衝撃でした。
ピルってそんな当たり前の存在なんだ、って。
それまでは考えたこともなかった選択だったので。
アメリカ滞在中に日本人の友達ともピルについて話す機会もあり
1人の友達はPlanned Parenthoodというところでもらっていると言ってました。
学生や低所得者向けに、望まない妊娠・出産、性病の拡散防止を目的とした非営利団体によって運営されている医療サービス施設です。
他にも旅行に行くから月経の期間をずらすためにもらって飲んだっていう友達もいました。
私は平日に外に出ることはなかなか難しかったのと、やっぱりちょっと不安だったからアメリカにいた当初は使ったことはなかったです。
ある友達は、ピルが身体に合わなくて頭痛や嘔気がすごくて大変と言ってました。

世界的に見るピルの使用率

ここで世界のピル使用率について紹介したいと思います。
ちょっと古いデータですが、2015年の国連による世界の避妊法に関する報告によるとピルの使用率はアメリカ16%、フランス39.5%、ドイツ37.4%、イギリス28%に対して日本は1.1%です。これはかなり低いです。低いと思われるアフリカ全体でも8.7%の使用率です。
アメリカは思ったほど高くはないけれどヨーロッパの先進国は結構使用率高いです。私が衝撃を受けたのはブラジル人だけど、ブラジルの使用率は24.1%と高めです。

なぜ日本のピルの使用率は低いのか

1つ目に挙げられるのはピルの歴史。アメリカでピルの使用が承認されたのは1960年の話、それに比べて日本で避妊薬として導入が決定されたのは1999年です。
1999年ってついこの間じゃん、って思ってしまいました。
そりゃー、保健体育の時間に習ったような習ってないような、って感じのはずです。
2つ目は副作用の心配とピルの効果についての理解が不十分な点だと思います。
確かに重篤な副作用として血栓症はありますが、ごくまれなものでありそんなに心配するものでもないと思います。ただし、喫煙、高齢、肥満は血栓症の発症リスクを高めると言われているので注意が必要です。ただ、産婦人科によっては半年に1回ほど血液検査を行っているところも多いため検査を受ければ不安も軽減されると思います。あと、吐き気や不正出血、頭痛などの症状が初めの2,3か月は現れることもありますが体がホルモンに慣れてくるとなくなることがほとんどです。
たまに、ピルを飲むとその後ずっと子供ができないと思っている人もいるみたいですが、飲むのをやめれば妊娠は出来ます。
むしろ、ピルをやめて数か月は子供ができやすいともいわれています。
3つめは、日本ではピルをもらうために産婦人科に行って診察を受けなくてはいけないことだと思います。アメリカでは1度医師の診察を受ければそのあとからはドラッグストアで空の箱や以前の処方箋を見せれば買えるみたいだし、イギリスでも無料でもらうことができるらしいです。しかも一気に12か月分とか処方してもらえるらしいとか。面倒なことってどうしても後回しにしがちだから手軽なもので済まそうってなっちゃうのはわかります。

ピルとは違うんだけど、欧米では、もう子供を産まなくてもいいと思った女性は女性器の中に入れるIUDという子宮内避妊器具を入れる人も多いそうです。

ピルの避妊率は?

ここで、避妊率のお話です。
ピルの避妊率はほぼ100%です。避妊失敗率は0.3%と言われています。
対して日本で一般的に使われるコンドームの失敗率は2~15%オギノ式など排卵日を避ける避妊法の失敗率は9~25%とかなり高いです。それに加えて日本では外出しという避妊法ではない避妊法も一般的です
日本で妊娠する人の37%は望まない妊娠というのもうなずけます。
ピルの避妊率はほかの避妊方法に比べて圧倒的に高いこともわかっていただけたと思います。

ピルを飲むことによる避妊以外のメリット

ここで、避妊以外のメリットについても説明したいと思います。

⓵月経周期が規則正しくなる。
⓶月経痛の軽減や、月経量の軽減
⓷ニキビや多毛症の改善
⓸卵巣癌、子宮体癌の予防

生理不順の私にとっては⓵のメリットは何物にも代えられないメリットでした。
だいたいいつ来るのかわかると自分でも備えられるし、安心です。
人によっては生理痛がひどいから飲むって人もいるくらい⓶のメリットも大きなものですね。

私がピルを飲み始めたきっかけ

ピルのことを身近に感じたのは27歳のころ、でも飲み始めたのは31歳のころです。
アメリカにいた当時は平日休みがなかったので、なかなか行く機会がなかったのと急に身近に感じでもやっぱり躊躇する気持ちがありました。
1人の友達は飲み始めの嘔気や頭痛がひどいと言っていたのも気になってました。
なにより、日本の中では全く広まっていなかったから。
そんな私が飲みだしたのは、たまたま身近に飲んでいた友達がいたこと。
今の夫ですが、当時付き合っていて彼はアメリカに長く住んでいたこと。この2点が大きかったかな、と思います。
友達は月経周期によってニキビができやすいのと避妊目的で飲んでいて、副作用は全然なくて楽だよ、と言っていました。
今の夫も、アメリカではピルは一般的なので友達や友達の彼女で飲んでいる人も多くなんで飲んでないの?って感じでした。
実際、最近ですがアメリカ人の女の子に「日本人ってピル飲んでないの?なんで?」って聞かれ逆に困ったこともありました。
そんなわけで産婦人科に通い飲み始めたわけですが、思った以上に私にとってはいいものでした。
それまで生理不順でいつ来るかわからない、ってなってたのがきちんと28日周期で来るってこんなにストレスが少ないものか、と思いました。妊娠のリスクが少ないのも安心だったし。
そういうわけで私は31歳から結婚して子供ができてもいい、と思うまで飲んでいました。
ピルをやめて3か月ほどで私は妊娠したし、友達は1か月ほどで妊娠したらしいです。ピルをやめて数か月は妊娠しやすいというのはなんとも本当っぽい…。

もし、妊娠するリスクにおびえてる人、望まない妊娠をして中絶したことがある人、そうじゃなくてももっとピルが日本に広まって望まない妊娠をする人が減るといいな、と思います。
ピルを飲むことは女性が自分で自分の身体を守れるということです。選択肢が増えているということです。デメリットもありますが、メリットもとても大きいと思います。
ただし、副作用があることは忘れてはいけないことだと思うのでリスクの高い人は血液検査を受けたり、副作用の症状を気にするなどの必要はあります。
もう1つ、ピルはあくまでも避妊方法です。性感染症の予防のためにはコンドームを使うことをお勧めします。

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