Life

不育症って?原因は?

不育症って知ってますか?
私は看護師として働いていたけど、30代で初めて知りました。
自分がなって調べて初めて知ったこと、この年になってもまだまだ世の中は知らないことだらけ。
出来るなら、知らないままでいたかった。
今回はそんな不育症について。

不育症の定義って?

不育症は繰り返す流産・死産によって生児を得られない状態をいい習慣流産は3回以上連続する流産と定義されている。1回の流産は約15%、習慣流産は1~2%、不育症は5%程度の頻度と推定されている。

日本産婦人科学会

ちなみに私は2回の流産ですが、その場合は反復流産と呼ばれているようです。
また、不育症の定義を流産2回にするか3回にするかははっきりとは決まっていないそうです。
ただ、流産の確率は年齢が上がるにつれて上がるそうなので、30代半ばの私はただでさえ流産のリスクも高かったとは思います。

簡単に言うと、不育症とは妊娠はするけれど育たない状態ととらえています。漢字そのままですね。
不妊治療をして子供ができた知り合いにまだ妊娠するからいいじゃない、って夫が言われたそうですが全くよくありません。むしろ妊娠した喜びのあとに流産した悲しみは体験した人にしかわからないと思います。
それが2回も続いた私たちはひどく落ち込みました。表面的にはお互いに普通でしたが私が辛かったように彼も辛かったようでした。
あの時期、本当に偶然にも周りは妊婦さんばかりで本当に毎日辛かった。
でも、お互いが辛いから片方が助けるとか、寄りかかるとか、そういうのも難しい時だったな、と思います。
彼がちょっと鬱っぽかった、と言ってましたがそういう状態に陥るのも当然だと思います。喪失感はかなり大きかったと思います。
結婚とかしてなかったら別れるカップルもいるのは当然だと思います。
そんななかなんとか時間が経つことによってお互いに少しづつ気持ちの整理がついて検査をしようってなれたこと、今もお互いの中はうまくいっているのは本当に幸運なことだと思います。

不育症の原因とは?

まず始めに流産の原因ですが、流産は全妊娠の15%に起こり、流産の80%は卵子の老化、いいかえるとその卵子に偶発的に発生した染色体異常による流産です。年齢の加齢とともに増加し、治療で防ぐことは出来ません。

対して不育症の原因は、実は60%強が原因不明です。2回3回と流産を繰り返してもたまたまだった、ということもあるということです。
ですが、原因がある場合もあります。
〇抗リン脂質抗体症候群
これが原因だと胎盤の発育障害を起こしたり、胎盤内の血栓形成を助長し、早流産、死産の原因になります。
ちなみに、血液検査による検査ですが、抗リン脂質抗体陽性の場合は期間をあけてもう一度検査をし、再度陽性になったら抗リン脂質抗体症候群、という病名が付きます。また、この場合のみエビデンスのある治療法が確立されています。
低用量アスピリン療法やヘパリン療法による抗凝固療法が流産リスクの抑制に効果があると立証されています。
〇血液凝固機能異常(先天性血栓形成素因)
こちらが原因だと胎盤の血栓形成を助長し、早流産、死産の原因になります。また、血液凝固機能異常は妊娠高血圧症や胎盤の早期剥離、胎児の発育遅延の危険因子としても考えられています。
こちらの場合、証明はされていませんが、低用量アスピリン療法やヘパリン療法を説明・同意の上で行うこともあるようです。
〇子宮の形態異常
こちらは子宮卵管造影や経腟超音波検査で調べます。先天性の子宮形態異常、子宮筋腫、子宮腔癒着は不育症の原因となることがあります。
その場合は手術が治療法の1つとなります。
〇内分泌異常
甲状腺機能異常や糖尿病は流産のリスクを高めます。もし、何らかの内分泌の異常が見つかった際はそちらの病気の治療を行い、生活習慣を整えることが必要となります。
〇染色体異常
血液検査で調べられます。ここまではすべて女性の検査でしたが、こちらは男女どちらも異常がある可能性があるので2人とも検査を行います。
もし見つかった場合根本的な治療法はないものの、すべての受精卵で異常が出るわけではないので妊娠・出産をすることは十分可能とのことです。
今は、受精卵の段階で染色体異常がないか調べることもできるということでした。

検査は子宮の形態異常のほかはすべて血液検査で調べられます。ただ、染色体異常の検査は夫婦そろって、保険適応外の血液検査をする場合は保険適応の検査と一緒にできなかったりとすぐに検査して結果、というわけにはいかない場合もあります。
病院によっても違うようですが、基本的には生理の期間が関係する血液検査もあるようです。

実は、先日大学病院を受診したので、今回私たちが受診したことについて次回は書きたいと思います。
流産を経験した方、不育症かもしれないと思っている方、今後検査を受けようと思っている方の参考になれば、と思います。
不育症の検査~体験談⓵~
不育症の検査~体験談⓶~

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。